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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻3号

1997年03月発行

今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技

胃・十二指腸疾患

胃腫瘍—内視鏡的アプローチ

著者: 鳥居惠雄12 西川温博1 三浦賢佑1

所属機関: 1京都桂病院消化器センター 2京都大学光学医療診療部

ページ範囲:P.450 - P.453

文献概要

ポイント
●胃腫瘍に対する内視鏡的アプローチは,内視鏡的切除法と内視鏡的組織破壊法に大別される.
●第一選択は病理組織学的診断の得られる内視鏡的切除法であるが,組織破壊法の併用が必要な場合もある.
●主たる診断・治療対象は胃腺腫および早期胃癌であるが,外科手術にて根治可能な病変を扱うため,慎重な適応選択が必要である.
●注意を要する合併症は出血.穿孔であり,術後安静と術直後よりの粘膜保護剤の投与が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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