文献詳細
今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技
腸疾患
文献概要
ポイント
●経肛門的内視鏡下マイクロサージェリー(TEM)は,低侵襲で直腸腫瘍のen bloc切除を行うことを目的に開発された.
●TEMにより直腸粘膜切除のほか,全層切除や壁欠損部の縫合閉鎖が可能となる.
●TEMの適応となる腫瘍は,内視鏡的粘膜切除により一括切除が困難な広基性の腺腫や粘膜癌,または小さくて分化度の高いカルチノイド腫瘍である.なお,TEMにより到達可能な部位は肛門縁から20cmである.
●TEMは,日本ではまだ普及途上の段階である.
●経肛門的内視鏡下マイクロサージェリー(TEM)は,低侵襲で直腸腫瘍のen bloc切除を行うことを目的に開発された.
●TEMにより直腸粘膜切除のほか,全層切除や壁欠損部の縫合閉鎖が可能となる.
●TEMの適応となる腫瘍は,内視鏡的粘膜切除により一括切除が困難な広基性の腺腫や粘膜癌,または小さくて分化度の高いカルチノイド腫瘍である.なお,TEMにより到達可能な部位は肛門縁から20cmである.
●TEMは,日本ではまだ普及途上の段階である.
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