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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻3号

1997年03月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技 その他の消化器系低侵襲治療手技

経皮内視鏡的胃痩造設術

著者: 鈴木裕1 久保宏隆1 青木照明1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学外科学講座第2

ページ範囲:P.520 - P.522

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ポイント
●経皮内視鏡的胃痩造設術(PEG)とは,内視鏡を用いて非開腹的に胃痩を造設する手術術式である.
●PEGは,経腸栄養のアクセス目的と治療に用いられ,予想される効果がリスクを上回ると判断されたときのみ適応となる.
●通常の外科手術と同様の術前・術後管理が必要である.
●痩孔形成後は感染などの合併症はほとんどなく,交換も容易である.また,必要なくなれば抜去でき,縫合の必要もない、
●患者とその家族のQOL向上と医療経済を両立させる方法論になりえる可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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