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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻3号

1997年03月発行

今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技

その他の消化器系低侵襲治療手技

経頸静脈的肝内門脈大循環短絡路形成術(TIPS)

著者: 住野泰清1 山室渡

所属機関: 1東邦大学医学部第2内科

ページ範囲:P.523 - P.527

文献概要

ポイント
●TIPSは,門脈大循環短絡路を作成し,門脈圧を著明に低下させる治療法である.
●技術を持った医師が行えば,低侵襲的かっ安全な門脈圧亢進症の治療法である.
●静脈瘤出血の止血率は高く,1年以内の再出血率が低い有用な治療法である.
●留意すべき合併症としては,門脈大循環短絡による肝性脳症,門脈圧低下による肝不全などがあげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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