文献詳細
CHEC-TIE—よい医師—患者関係づくりのために・3
文献概要
症例 医師の対応に腹を立てる患者
タナカさん,64歳,男性.腰痛のため救急外来を受診.4日ほど前,起床時に突然発症し,その日はほとんど臥床していた.翌日から腰痛はやや軽減するも持続するため,本日午後に受診する予約をした.それをキャンセルして夜間来院した.当直のM医師が,病状の経過から夜間の救急でなく通常の診療時間に来るべきではないかと諭したところ,タナカさんが怒鳴りだした.
「痛くてつらいから家の者に頼んで連れてきてもらったのに,診もしないで説教するとはどういうつもりだ.このやぶ医者!」
タナカさん,64歳,男性.腰痛のため救急外来を受診.4日ほど前,起床時に突然発症し,その日はほとんど臥床していた.翌日から腰痛はやや軽減するも持続するため,本日午後に受診する予約をした.それをキャンセルして夜間来院した.当直のM医師が,病状の経過から夜間の救急でなく通常の診療時間に来るべきではないかと諭したところ,タナカさんが怒鳴りだした.
「痛くてつらいから家の者に頼んで連れてきてもらったのに,診もしないで説教するとはどういうつもりだ.このやぶ医者!」
掲載誌情報