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文献概要
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 降圧療法の最前線
白衣(性)高血圧の管理
著者: 齊藤郁夫1
所属機関: 1慶応義塾大学保健管理センター
ページ範囲:P.639 - P.641
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●高血圧患者全体の20%以上が白衣高血圧である.
●白衣高血圧の心血管系合併症の発症頻度は正常者に近く,持続性高血圧より予後がよい.
●治療前のABPの拡張期血圧が85mmHg未満と低い白衣高血圧群では,降圧薬治療によりABPが低下しない.
●白衣高血圧における降圧薬治療の有用性についてはさらに長期で,大規模な検討が必要であるが,当面は,非薬物的治療で経過をみるのが常識的である.
●高血圧患者全体の20%以上が白衣高血圧である.
●白衣高血圧の心血管系合併症の発症頻度は正常者に近く,持続性高血圧より予後がよい.
●治療前のABPの拡張期血圧が85mmHg未満と低い白衣高血圧群では,降圧薬治療によりABPが低下しない.
●白衣高血圧における降圧薬治療の有用性についてはさらに長期で,大規模な検討が必要であるが,当面は,非薬物的治療で経過をみるのが常識的である.
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