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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 見直される降圧薬

アンジオテンシンII受容体拮抗薬への期待

著者: 後藤淳郎1

所属機関: 1東京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.651 - P.654

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ポイント
●AT1拮抗薬は血管,副腎,腎,交感神経,心などにおけるAT1を介するアンジオテンシンIIの作用を特異的に抑制する.
●高血圧症患者でのAT1拮抗薬単独投与で,ACE阻害薬を含めた他の降圧薬と同等以上の有効性が示されている.
●AT1拮抗薬では,ACE阻害薬に比べて咳の出現頻度は確かに少ない.
●AT1拮抗薬が,ACE阻害薬を超える,より有効な薬剤であるかについては,今後の成績が注目される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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