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文献概要
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 見直される降圧薬
α遮断薬の利点
著者: 三浦幸雄12
所属機関: 1東北大学保健管理センター 2東北大学大学院病態生理情報学
ページ範囲:P.656 - P.659
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●α1遮断薬は,カテコールアミンの作用点であるα1受容体を遮断することにより,抵抗血管を拡張して血圧を下げる.
●交感神経活性の亢進による過大な血圧上昇を抑制し,血圧の日内変動を正常化させる.
●心・腎機能に悪影響はなく,高脂血症の改善,血小板凝集能の抑制,インスリン抵抗性の改善などのユニークな属性を有し,若年者から老年者まで適応が広い.
●持効性製剤では,起立性低血圧などの副作用も克服され,有用性が向上した.
●α1遮断薬は,カテコールアミンの作用点であるα1受容体を遮断することにより,抵抗血管を拡張して血圧を下げる.
●交感神経活性の亢進による過大な血圧上昇を抑制し,血圧の日内変動を正常化させる.
●心・腎機能に悪影響はなく,高脂血症の改善,血小板凝集能の抑制,インスリン抵抗性の改善などのユニークな属性を有し,若年者から老年者まで適応が広い.
●持効性製剤では,起立性低血圧などの副作用も克服され,有用性が向上した.
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