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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 見直される降圧薬

T/P比の意義と限界

著者: 長谷部直幸1 菊池健次郎1

所属機関: 1旭川医科大学第1内科

ページ範囲:P.663 - P.666

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ポイント
●T/P比とは,降圧薬服用後の最大降圧度(P:peak値)で,最小降圧度(T:trough値)を除した値である.
●T値,P値ともに,プラセボ服用時の血圧値を差し引いて算出する.
●T/P比は,持続的な安定した降圧療法の臨床的指標の一つであり,50%以上が望ましいとされている.
●同一薬剤のT/P比でも,投与量,投与間隔,測定条件などによって値が異なる可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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