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文献概要
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 合併症を伴う高血圧—個別治療の実際
急性期脳血管障害
著者: 篠原幸人1
所属機関: 1東海大学医学部神経内科
ページ範囲:P.668 - P.671
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●高血圧は脳血管障害の危険因子の一つであるが,また脳血管障害発作直後にも発作自体による一過性高血圧がみられる.
●各種脳血管障害患者の脳血流は,発症直後からかなり長期にわたって,血圧依存性に変動する.
●虚血牲脳血管障害では,収縮期血圧が220mmHgを超えないかぎり,原則として降圧薬は使用しない.
●発症直後で血腫増大の可能性のある脳出血や,再発の可能性の高いくも膜下出血では積極的に降圧を試みてよい.
●高血圧は脳血管障害の危険因子の一つであるが,また脳血管障害発作直後にも発作自体による一過性高血圧がみられる.
●各種脳血管障害患者の脳血流は,発症直後からかなり長期にわたって,血圧依存性に変動する.
●虚血牲脳血管障害では,収縮期血圧が220mmHgを超えないかぎり,原則として降圧薬は使用しない.
●発症直後で血腫増大の可能性のある脳出血や,再発の可能性の高いくも膜下出血では積極的に降圧を試みてよい.
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