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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 合併症を伴う高血圧—個別治療の実際

虚血性心疾患

著者: 松浦秀夫1

所属機関: 1広島大学医学部第1内科

ページ範囲:P.681 - P.684

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ポイント
●一般療法の指導が重要である.
●高脂血症,糖尿病,高尿酸血症など,虚血性心疾患を悪化させる他の合併症のコントロールにも注意を払う.
●各薬剤特有の禁忌,慎重投与の条件に留意する.
●いずれの薬剤を用いる場合も,過度な降圧は行わず,症状や心電図変化の経過をみながら徐々に降圧するよう心がける.
●薬物療法にはβ遮断薬,徐効性(長時間作用型)Ca拮抗薬,ACE阻害薬,あるいはα1遮断薬が用いられるが,β遮断薬は冠攣縮群性狭心症や心不全合併症例には禁忌,速効性(短時間作用型)Ca拮抗薬は急性心筋梗塞症例には禁忌である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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