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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻4号

1997年04月発行

文献概要

今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて 合併症を伴う高血圧—個別治療の実際

妊娠

著者: 三品直子1 成瀬光栄1 成瀬清子1 関敏郎1 出村博1

所属機関: 1東京女子医科大学内分泌疾患総合医療センター

ページ範囲:P.703 - P.705

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ポイント
●妊娠経過中の高血圧は,原因のいかんにかかわらず治療の対象となる.
●治療の主体は薬物療法であり,症例に応じて使い分けるが,第一選択薬としてはα-メチルドーパ,β遮断薬,α・β遮断薬が用いられる場合が多い.
●血圧管理の目安は,一般に140/90mmHg以下,妊娠中毒症では150/100mmHg前後である.
●経過中は各種検査所見,自他覚症状の推移などに厳重に目を配り,子癇前症など危険な徴候が現れた際は,速やかに産科に入院させられる態勢にしておくこと.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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