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今月の主題 日常臨床にみる水・電解質と酸塩基平衡 各種疾患にみられる水・電解質,酸塩基平衡異常
心不全
著者: 江幡理1 草野英二
所属機関: 1自治医科大学腎臓内科
ページ範囲:P.807 - P.809
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●心不全では様々な代償機構,重症度,利尿薬などの治療により,種々の水・電解質,酸塩基平衡異常をきたす.特に代償機構を理解することが大切である.
●最も重要な水・電解質異常は,細胞外液量の増加を伴う低Na血症であり,心不全の重症度の指標にもなる.
●K排泄性利尿薬の長期投与には低K血症に注意する.
●心不全では様々な代償機構,重症度,利尿薬などの治療により,種々の水・電解質,酸塩基平衡異常をきたす.特に代償機構を理解することが大切である.
●最も重要な水・電解質異常は,細胞外液量の増加を伴う低Na血症であり,心不全の重症度の指標にもなる.
●K排泄性利尿薬の長期投与には低K血症に注意する.
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