icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina34巻5号

1997年05月発行

今月の主題 日常臨床にみる水・電解質と酸塩基平衡

各種疾患にみられる水・電解質,酸塩基平衡異常

糖尿病

著者: 鈴木幹子1 福原吉典1

所属機関: 1国立大阪病院総合内科

ページ範囲:P.813 - P.815

文献概要

ポィント
●糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)や高血糖性高浸透圧性症候群(HHS)では,インスリンの相対的不足,インスリン拮抗ホルモンの相対的増加が背景にある.
●DKA, HHSでは脱水が病態の基礎にあり,適切な補正が重要である.インスリン治療に伴い,細胞内へのK移動が起こり低K血症を呈するため,K補充が必須である.
●軽度の腎機能低下を伴う糖尿病では,しばしば高K血症を呈する低レニン性低アルドステロン症候群星(SHH)を合併する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら