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文献概要
今月の主題 白血病—日常の診療に必要な知識 骨髄異形成症候群(MDS)
治療のタイミングと治療法の選択
著者: 上田孝典1 浦崎芳正1
所属機関: 1福井医科大学第1内科
ページ範囲:P.1094 - P.1096
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●標準的治療法は,なお確立していない.
●軽症の場合,臨床経過をよく観察し,明らかな増悪傾向があれば治療を開始する.
●進行する骨髄不全には,まず抗腫瘍化学療法以外の治療法を順次選択する.
●白血病進展例は少量化学療法で寛解に導入し,強力な寛解後療法を行うのが望ましい.
●どの亜型かによらず,若年者の予後不良群には,早期より同種骨髄移植を積極的に考慮する.
●標準的治療法は,なお確立していない.
●軽症の場合,臨床経過をよく観察し,明らかな増悪傾向があれば治療を開始する.
●進行する骨髄不全には,まず抗腫瘍化学療法以外の治療法を順次選択する.
●白血病進展例は少量化学療法で寛解に導入し,強力な寛解後療法を行うのが望ましい.
●どの亜型かによらず,若年者の予後不良群には,早期より同種骨髄移植を積極的に考慮する.
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