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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻6号

1997年06月発行

文献概要

今月の主題 白血病—日常の診療に必要な知識 補助療法・一般管理・QOL

妊娠に合併した白血病

著者: 河村節子1 名久井結佳2 玉井佳子2

所属機関: 1弘前大学医療技術短期大学部 2弘前大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1157 - P.1159

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ポイント
●急性白血病の診断:妊娠性貧血として看過されやすい.進行性貧血や白血球数増加があるとき,分画を含めた末梢血検査が早期診断に有用である.白血球数減少のとき(特に急性前骨髄球性白血病の場合)は,分画と同時に骨髄穿刺が必要である.
●急性白血病の導入療法の開始時期:妊娠週数を問わず,白血病診断後速やかに開始する.
●分娩の時期と予後:妊娠初期では白血病診断から4週間以内に分娩が終了したもの,中期以降では4週以降に分娩が終了した例の予後が良好である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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