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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 頭痛の理解を深めるために

頭痛の発現機序

著者: 下村登規夫1

所属機関: 1鳥取大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.1250 - P.1254

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ポイント
●片頭痛発作中には,セロトニンの代謝産物である5-hydroxyindole acetic acid(5-HIAA)が尿中で増加する.
●片頭痛の発症機構の一つとして,三叉神経と血管を考慮に入れた三叉神経血管説が提唱されている.
●Familial hemiplegic migraine(FHM)は一種の前兆を伴う片頭痛で,常染色体優性遺伝を示し,遺伝子座は第19番染色体上にある.
●片頭痛患者には,全身的なミトコンドリア機能異常が存在する可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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