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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 頭痛の適切な鑑別診断と患者管理のために

救急処置の必要な頭痛

著者: 阿久津二夫1

所属機関: 1小田原市立病院内科

ページ範囲:P.1287 - P.1290

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ポイント
●救急処置が必要な頭痛の主要な原因として,脳血管障害と炎症がある.
●脳血管障害では,発症様式が診断の鑑別点として重要である.
●突発する頭痛では,くも膜下出血を念頭に置いて鑑別を進める.
●発熱を伴う頭痛は,全身性疾患の発熱か中枢神経系の炎症性疾患かを考える.
●発熱と髄膜刺激症状を伴う頭痛では,頭部CT検査後,髄液検査より診断を進める.
●細菌性髄膜炎とヘルペス脳炎は,可能な限り早く治療を開始する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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