文献詳細
今月の主題 頭痛とめまいの外来診療
頭痛の適切な鑑別診断と患者管理のために
文献概要
ポイント
●急性期くも膜下出血の診断において,第一選択の検査法はCTである.
●亜急性期以後のくも膜下出血の診断には,CTに比べMRIが有用である.
●亜急性期以後のくも膜下出血のCT診断に際しては,脳溝・脳槽の不明瞭化,側脳室後角の血液貯留による液平面形成,脳室拡大の所見に注目する.
●画像診断でくも膜下出血の所見がとらえられなくても,臨床的にくも膜下出血を否定できないときには,腰椎穿刺による脳脊髄液検査を施行すべきである.
●急性期くも膜下出血の診断において,第一選択の検査法はCTである.
●亜急性期以後のくも膜下出血の診断には,CTに比べMRIが有用である.
●亜急性期以後のくも膜下出血のCT診断に際しては,脳溝・脳槽の不明瞭化,側脳室後角の血液貯留による液平面形成,脳室拡大の所見に注目する.
●画像診断でくも膜下出血の所見がとらえられなくても,臨床的にくも膜下出血を否定できないときには,腰椎穿刺による脳脊髄液検査を施行すべきである.
掲載誌情報