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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 頭痛の適切な鑑別診断と患者管理のために

くも膜下出血のCT・MRI

著者: 小川敏英1 奥寺利男1

所属機関: 1秋田県立脳血管研究センター放射線科

ページ範囲:P.1292 - P.1293

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ポイント
●急性期くも膜下出血の診断において,第一選択の検査法はCTである.
●亜急性期以後のくも膜下出血の診断には,CTに比べMRIが有用である.
●亜急性期以後のくも膜下出血のCT診断に際しては,脳溝・脳槽の不明瞭化,側脳室後角の血液貯留による液平面形成,脳室拡大の所見に注目する.
●画像診断でくも膜下出血の所見がとらえられなくても,臨床的にくも膜下出血を否定できないときには,腰椎穿刺による脳脊髄液検査を施行すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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