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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 頭痛の適切な鑑別診断と患者管理のために

三叉神経痛の診断と治療

著者: 竹信敦充1 堀智勝1

所属機関: 1鳥取大学脳幹性疾患研究施設脳神経外科部門

ページ範囲:P.1294 - P.1296

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ポイント
●三叉神経痛は,頭蓋内での三叉神経根の血管圧迫によるものが大部分である.
●典型的な症例では,病歴と症状だけで診断可能である.
●三叉神経痛で発症する脳腫瘍として類上皮腫が有名であるが,この腫瘍はCTで低吸収,T1強調MRIで低信号域で描出されるため,注意が必要である.
●有効な内服薬としてテグレトール®があり,診断的投与も行われる.
●外科的治療として最も長期成績に優れるのは,神経血管減圧術(Jannettaの手術)である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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