文献詳細
文献概要
今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 頭痛の適切な鑑別診断と患者管理のために
緊張型頭痛の患者管理
著者: 寺本純1
所属機関: 1寺本神経内科クリニック
ページ範囲:P.1303 - P.1305
文献購入ページに移動ポイント
●緊張型頭痛は,国際分類では発作性と慢性の2群に大別され,それぞれ頭部筋群の異常を伴うものと伴わないものに分類される.
●診断基準は,主に頭痛に関する臨床症状から成り立っており,問診が重要である.
●他の器質性疾患などが介在することがあり,その除外診断あるいは因果関係の有無について検討することが重要である.
●治療にあたっては,背景要因にも目を向けることが大切である.
●治療は薬物治療のみならず,物理療法,心理療法など多面的に考慮する.
●特に薬物治療については単一的にならないよう,また薬物性頭痛に陥らないよう心掛けていることが必要である.
●治療法,治療効果などにつき患者にきちんと説明しておくことは,治療効果の高揚に強く関係する.
●緊張型頭痛は,国際分類では発作性と慢性の2群に大別され,それぞれ頭部筋群の異常を伴うものと伴わないものに分類される.
●診断基準は,主に頭痛に関する臨床症状から成り立っており,問診が重要である.
●他の器質性疾患などが介在することがあり,その除外診断あるいは因果関係の有無について検討することが重要である.
●治療にあたっては,背景要因にも目を向けることが大切である.
●治療は薬物治療のみならず,物理療法,心理療法など多面的に考慮する.
●特に薬物治療については単一的にならないよう,また薬物性頭痛に陥らないよう心掛けていることが必要である.
●治療法,治療効果などにつき患者にきちんと説明しておくことは,治療効果の高揚に強く関係する.
掲載誌情報