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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 めまいの正確な診断のために

めまいの分類と鑑別診断

著者: 八木聰明1

所属機関: 1日本医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1316 - P.1319

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ポイント
●めまいは疾患ではなく症状であり,その分類のしかたも様々である.
●最も多く用いられている分類は,末梢性めまいと中枢性めまいの2つに分類する方法である.
●回転性めまいは,病巣の偏った病変が突発的に起こったときに生じる.
●急激に起こるめまいは末梢性疾患に比較的多い.
●蝸牛症状がめまいに随伴して生じた場合には内耳障害を考える.
●短時間の意識消失,手足のしびれ,ろれつが回らない,などの症状がみられたときには,脳血流の障害を考える.
●めまいの鑑別診断には初診時の問診と検査が最も大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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