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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療

めまいの正確な診断のために

めまいの問診

著者: 吉井文均1

所属機関: 1東海大学医学部神経内科

ページ範囲:P.1321 - P.1325

文献概要

ポイント
●めまいの問診では,その原因が末梢前庭性疾患によるものか,中枢前庭性疾患によるものか,あるいは非前庭性疾患よるものかを区別するように話を聞くことが重要である.
●そのためにはめまいの性状,誘発因子,発症様式と経過,持続時間,頻度,随伴症状などについて問診する.
●患者の既往症や合併症,および仕事の内容やライフ・スタイルに関する問診も診断の参考になる.
●高齢者や小児の場合には,成人とは原因疾患や病態がやや異なるので,その特殊性も考慮したうえで問診を進める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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