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文献概要
今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 めまいの正確な診断のために
聴覚平衡機能検査をどのように読むか
著者: 徳増厚二1
所属機関: 1元北里大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.1337 - P.1339
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●めまいの性質,経過ならびに平衡障害,聴覚症状,神経症状の随伴の有無を問診し,聴覚検査で難聴を,平衡機能検査で平衡障害を確認する.それらの所見からめまい原因の病巣部位・広がりを推定する.必要な場合は神経検査,血液検査,生化学検査,画像検査などの所見と併せて疾患の診断,予後,治療方針決定を行い,経過観察,治療効果判定にも役立てる.
●聴覚検査では難聴の伝音性,感音性,混合性を区別し,感音難聴はさらに内耳性,後迷路性,脳幹性,大脳皮質性,機能性を鑑別する.
●平衡機能検査では平衡障害を未梢前庭性(内耳and/or前庭神経の障害),中枢性(脳幹,小脳,その他),視性,頸性,深部感覚性を鑑別する.
●めまいの性質,経過ならびに平衡障害,聴覚症状,神経症状の随伴の有無を問診し,聴覚検査で難聴を,平衡機能検査で平衡障害を確認する.それらの所見からめまい原因の病巣部位・広がりを推定する.必要な場合は神経検査,血液検査,生化学検査,画像検査などの所見と併せて疾患の診断,予後,治療方針決定を行い,経過観察,治療効果判定にも役立てる.
●聴覚検査では難聴の伝音性,感音性,混合性を区別し,感音難聴はさらに内耳性,後迷路性,脳幹性,大脳皮質性,機能性を鑑別する.
●平衡機能検査では平衡障害を未梢前庭性(内耳and/or前庭神経の障害),中枢性(脳幹,小脳,その他),視性,頸性,深部感覚性を鑑別する.
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