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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 めまいの適切な治療のために

めまいと立ちくらみ

著者: 野村恭一1 島津邦男1

所属機関: 1埼玉医科大学神経内科

ページ範囲:P.1359 - P.1361

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ポイント
●「めまい」は,回転性,動揺性,失神性の3つに分けられる.
●失神性めまいは,短時間の脳全体の循環障害により起こり,起立によって生ずるめまいを「立ちくらみ」と表現する.
●脳循環自動調節の作動範囲を超えた低血圧,高血圧において「めまい」が生ずる.
●失神性めまいの原因の多くは起立性低血圧である.
●起立性低血圧は,自律神経系の圧受容器反射の障害による神経原性起立性低血圧と,心拍出量低下に伴う非神経原性起立性低血圧に大別される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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