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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻7号

1997年07月発行

文献概要

今月の主題 頭痛とめまいの外来診療 めまいの適切な治療のために

めまいの治療と患者指導—内科から

著者: 田中耕太郎1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部神経内科

ページ範囲:P.1370 - P.1373

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ポイント
●めまいの治療は,原因疾患の治療と対症療法から構成される.
●急性期では,めまいをきたす多くの原因疾患の鑑別診断を的確に速やかに行うとともに,患者のめまいによる苦痛を一刻も早く軽減する必要がある.
●めまいに対する急性期の対症療法は,原因が耳鼻科的な末梢前庭系疾患であれ,内科的な中枢前庭系疾患であれ,一般的処置や抗めまい薬〔炭酸水素ナトリウム(メイロン®),循環改善薬など〕の使用には共通するものが多い.
●慢性期には再発予防のために,必要に応じ薬剤療法,生活指導,精神的カウンセリングを行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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