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今月の主題 循環器薬の使い方 1997 循環器薬はどの病態の予後を改善するか
ACE阻害薬
著者: 上野修市1 島田和幸1
所属機関: 1自治医科大学循環器内科
ページ範囲:P.1471 - P.1474
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●ACE阻害薬は,症候性・無症候性左室機能不全患者において心不全の進行を予防し,予後を改善する.
●急性心筋梗塞後早期におけるACE阻害薬の投与は,予後を改善する.
●ACE阻害薬は高血圧性心肥大を退縮することにより,心不全,心室性不整脈,虚血性心疾患発症を予防し,予後を改善する.
●ACE阻害薬は腎保護作用を持つため,蛋白尿を減少し腎機能低下抑制効果が期待できる.
●ACE阻害薬は,高血圧による脳血管系のリモデリングを改善したり脳循環に保護的に働くため,脳卒中の予防が期待される.
●ACE阻害薬はインスリン抵抗性を軽減するため,動脈硬化の進展を予防する可能性がある.
●ACE阻害薬は,症候性・無症候性左室機能不全患者において心不全の進行を予防し,予後を改善する.
●急性心筋梗塞後早期におけるACE阻害薬の投与は,予後を改善する.
●ACE阻害薬は高血圧性心肥大を退縮することにより,心不全,心室性不整脈,虚血性心疾患発症を予防し,予後を改善する.
●ACE阻害薬は腎保護作用を持つため,蛋白尿を減少し腎機能低下抑制効果が期待できる.
●ACE阻害薬は,高血圧による脳血管系のリモデリングを改善したり脳循環に保護的に働くため,脳卒中の予防が期待される.
●ACE阻害薬はインスリン抵抗性を軽減するため,動脈硬化の進展を予防する可能性がある.
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