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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻8号

1997年08月発行

今月の主題 循環器薬の使い方 1997

循環器薬はどの病態の予後を改善するか

抗不整脈薬

著者: 相澤義房1 馬梅蕾1

所属機関: 1新潟大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1483 - P.1486

文献概要

ポイント
●心筋梗塞後に頻発する(>10/時間)心室期外収縮(PVC)は突然死の独立した危険因子になるが,他の心疾患ではその意義は不明である.
●梗塞後の頻発する期外収縮をI群薬で抑制しても予後は改善しない.
●誘発可能な持続性心室頻拍では,dl-ソタロールが期待できる.
●アミオダロンはLown分類でcomplex PVC例,心停止蘇生例で予後を改善する.
●本邦では,アミオダロンは重症不整脈に使用が限られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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