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今月の主題 循環器薬の使い方 1997 循環器薬はどの病態の予後を改善するか
抗血小板薬
著者: 本宮武司1
所属機関: 1東京都立広尾病院循環器科
ページ範囲:P.1491 - P.1494
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●アスピリンを主体とする抗血小板薬には,①心筋梗塞一次予防・二次予防,②不安定狭心症の硬塞進展予防,③冠動脈血栓溶解療法の予後改善補助,④PTCA成功後の急性冠閉塞予防,⑤冠動脈バイパス手術後のグラフト開存維持,⑥アテローム血栓性脳梗塞やTIAでの再梗塞・硬塞進展予防効果,が認められている.
●極めて強力な抗血小板作用を有する血小板膜糖蛋白GPIIb/IIIaのモノクローナル抗体や合成受容体拮抗薬の開発が進み,PTCA施行患者の予後に改善効果が示されている.
●アスピリンを主体とする抗血小板薬には,①心筋梗塞一次予防・二次予防,②不安定狭心症の硬塞進展予防,③冠動脈血栓溶解療法の予後改善補助,④PTCA成功後の急性冠閉塞予防,⑤冠動脈バイパス手術後のグラフト開存維持,⑥アテローム血栓性脳梗塞やTIAでの再梗塞・硬塞進展予防効果,が認められている.
●極めて強力な抗血小板作用を有する血小板膜糖蛋白GPIIb/IIIaのモノクローナル抗体や合成受容体拮抗薬の開発が進み,PTCA施行患者の予後に改善効果が示されている.
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