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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1997 心不全
急性心不全の治療
著者: 河野龍而1 弘田雄三1
所属機関: 1大阪医科大学第3内科
ページ範囲:P.1501 - P.1503
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●急性心不全では,血行動態の改善に並行して心不全症状の改善が得られるが,急性効果として血行動態を改善する治療が必ずしも長期予後を改善するわけではない.
●心不全の基本的な病態である心筋障害を引き起こした基礎疾患の治療が最も重要であり,対症療法は二次的に行う.
●急性心不全では,血行動態の改善に並行して心不全症状の改善が得られるが,急性効果として血行動態を改善する治療が必ずしも長期予後を改善するわけではない.
●心不全の基本的な病態である心筋障害を引き起こした基礎疾患の治療が最も重要であり,対症療法は二次的に行う.
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