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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1997 狭心症
狭心症の病態と治療薬の選択
著者: 廣高史1 松﨑益徳1
所属機関: 1山口大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1515 - P.1519
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●狭心症は主として安定狭心症,不安定狭心症,冠攣縮型狭心症に分類でき,治療薬の選択もそれぞれについて異なる.
●亜硝酸剤はどの狭心症にも有効であるが,耐性発現の問題がある.
●β遮断薬は安定労作性狭心症に特に有効であるが,冠攣縮型狭心症にはむしろ禁忌である.スパスムの関与が少ない不安定狭心症にも有効である.
●Ca拮抗薬は冠攣縮型狭心症には特に有効であるが,他の狭心症では単独投与は避ける傾向にある.
●抗血小板薬は安定狭心症,不安定狭心症に有効である.
●狭心症は主として安定狭心症,不安定狭心症,冠攣縮型狭心症に分類でき,治療薬の選択もそれぞれについて異なる.
●亜硝酸剤はどの狭心症にも有効であるが,耐性発現の問題がある.
●β遮断薬は安定労作性狭心症に特に有効であるが,冠攣縮型狭心症にはむしろ禁忌である.スパスムの関与が少ない不安定狭心症にも有効である.
●Ca拮抗薬は冠攣縮型狭心症には特に有効であるが,他の狭心症では単独投与は避ける傾向にある.
●抗血小板薬は安定狭心症,不安定狭心症に有効である.
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