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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1997 急性心筋梗塞
急性心筋梗塞の病態と治療の基本
著者: 桃原哲也1 住吉徹哉1
所属機関: 1榊原記念病院循環器内科
ページ範囲:P.1538 - P.1541
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●急性心筋梗塞の診断は,①持続時間の長い胸痛,②心電図上STの上昇(一部ST低下),③一過性の心筋逸脱酵素の上昇,によりなされる.
●急性心筋梗塞の確定診断もしくは疑いがあれば,直ちにCCUなどの専門施設に収容することが大切である.
●急性期における治療の主体は,心筋壊死巣の進展を阻止することと合併症の管理である.
●冠動脈再疎通療法の普及などにより,現在ではCCUの院内死亡率は5〜10%と低下している.しかし,心原性ショック例や高齢者の院内予後はいまだ不良である.
●急性心筋梗塞の診断は,①持続時間の長い胸痛,②心電図上STの上昇(一部ST低下),③一過性の心筋逸脱酵素の上昇,によりなされる.
●急性心筋梗塞の確定診断もしくは疑いがあれば,直ちにCCUなどの専門施設に収容することが大切である.
●急性期における治療の主体は,心筋壊死巣の進展を阻止することと合併症の管理である.
●冠動脈再疎通療法の普及などにより,現在ではCCUの院内死亡率は5〜10%と低下している.しかし,心原性ショック例や高齢者の院内予後はいまだ不良である.
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