文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1997 不整脈
心室頻拍の発生機序と治療薬の選択
著者: 岡部輝雄1 小川聡1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科
ページ範囲:P.1557 - P.1560
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●心室頻拍(VT)の発症機序は基礎疾患により異なるが,リエントリー,自動能の亢進,撃発活動(triggered activity)の3種類が主体である.
●有効抗不整脈薬の決定には電気生理学的検査(EPS)と非侵襲的検査を補完的に利用する.
●薬物療法は無効例および副作用の問題から限界があり,カテーテルアブレーションを中心とした非薬物療法が注目されている.
●心室頻拍(VT)の発症機序は基礎疾患により異なるが,リエントリー,自動能の亢進,撃発活動(triggered activity)の3種類が主体である.
●有効抗不整脈薬の決定には電気生理学的検査(EPS)と非侵襲的検査を補完的に利用する.
●薬物療法は無効例および副作用の問題から限界があり,カテーテルアブレーションを中心とした非薬物療法が注目されている.
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