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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻8号

1997年08月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 1997 不整脈

頻拍に対する薬物療法とアブレーションの選択

著者: 大西哲1 笠貫宏1

所属機関: 1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所内科

ページ範囲:P.1561 - P.1564

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ポイント
●発作性上室頻拍や基礎心疾患のない持続性心室頻拍に対する高周波カテーテルアブレーションの成績は著しく向上し,QOL拡大を目的とした社会的適応を考慮できる治療法になった.しかし治療法の基本は薬物療法であり,本人が希望する場合にのみ選択される治療法である.
●頻拍に対する薬物療法とカテーテルアブレーションの選択にあたっては,各々の治療法の有効性と副作用を考慮し,個々の症例ごとに医学的適応のみならず社会的適応の立場から検討し,十分なインフォームド・コンセントのもとに施行する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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