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今月の主題 循環器薬の使い方 1997 高脂血症
高コレステロール血症に対する治療薬の選択と使い方
著者: 武城英明1 齋藤康1
所属機関: 1千葉大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1603 - P.1605
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●高コレステロール血症の治療は,冠動脈疾患の有無,他の危険因子を考慮し,治療目標値を設定する.
●冠動脈疾患を合併している場合には,LDLコレステロール100mg/dl未満を目標にする.
●HMG-CoA還元酵素阻害薬は強力なコレステロール低下作用を有し,中等症以上の高コレステロール血症治療の第一選択となるが,横紋筋融解症などの副作用に注意する.
●プロブコールは,コレステロール低下作用に加え抗酸化作用により,動脈硬化を抑制する作用がある.
●家族性高コレステロール血症などの重症高コレステロール血症には,コレスチラミンを加えた多剤併用療法を考慮する.
●高コレステロール血症の治療は,冠動脈疾患の有無,他の危険因子を考慮し,治療目標値を設定する.
●冠動脈疾患を合併している場合には,LDLコレステロール100mg/dl未満を目標にする.
●HMG-CoA還元酵素阻害薬は強力なコレステロール低下作用を有し,中等症以上の高コレステロール血症治療の第一選択となるが,横紋筋融解症などの副作用に注意する.
●プロブコールは,コレステロール低下作用に加え抗酸化作用により,動脈硬化を抑制する作用がある.
●家族性高コレステロール血症などの重症高コレステロール血症には,コレスチラミンを加えた多剤併用療法を考慮する.
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