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今月の主題 循環器薬の使い方 1997 その他の循環器疾患
低血圧症に対する治療薬の選択と使い方
著者: 宇井進1 木村満1
所属機関: 1東京都済生会中央病院内科
ページ範囲:P.1617 - P.1619
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●低血圧症は本態性と本態性以外の低血圧症に分類され,治療を要するのは後者である.
●低血圧症に関しては「脳循環自動調節能」と「圧受容体反射」の概念が重要である.
●本態性低血圧症の治療として特別のものはない.
●血管迷走神経性低血圧症の治療としてβ遮断薬が有効である.
●起立性低血圧の第一治療は,誘因としての脱水や薬剤を取り除くことである.
●薬物療法としてはα1刺激薬やノルアドレナリン増強物質が有効である.
●食後低血圧では食事療法が重要である.
●心疾患に基づく低血圧では,基礎心疾患の病態把握とその治療が重要である.
●低血圧症は本態性と本態性以外の低血圧症に分類され,治療を要するのは後者である.
●低血圧症に関しては「脳循環自動調節能」と「圧受容体反射」の概念が重要である.
●本態性低血圧症の治療として特別のものはない.
●血管迷走神経性低血圧症の治療としてβ遮断薬が有効である.
●起立性低血圧の第一治療は,誘因としての脱水や薬剤を取り除くことである.
●薬物療法としてはα1刺激薬やノルアドレナリン増強物質が有効である.
●食後低血圧では食事療法が重要である.
●心疾患に基づく低血圧では,基礎心疾患の病態把握とその治療が重要である.
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