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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1997 その他の循環器疾患
大動脈瘤に対する薬物治療の選択と使い方
著者: 増田善昭1
所属機関: 1千葉大学医学部第3内科
ページ範囲:P.1624 - P.1626
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●真性大動脈瘤,径が胸部瘤で6〜7cm以上のもの,腹部瘤で4〜5 cm以上のものは手術.
●瘤径の小さなもの,手術リスクの大きいもの,手術拒否例は,血圧が高い例では降圧薬を使用しコントロールする.
●大動脈解離(解離性大動脈瘤)の急性期では,まず収縮期圧を100〜120mmHgにコントロールし進行を防ぐ.
●急性期手術適応は偽腔開存性のすべてのA型,重大合併症を持つB型である.
●慢性期手術適応は真性大動脈瘤と同様に瘤径の大きなものである.
●慢性期薬物療法は,血圧コントロールとともに合併症の治療をする.
●真性大動脈瘤,径が胸部瘤で6〜7cm以上のもの,腹部瘤で4〜5 cm以上のものは手術.
●瘤径の小さなもの,手術リスクの大きいもの,手術拒否例は,血圧が高い例では降圧薬を使用しコントロールする.
●大動脈解離(解離性大動脈瘤)の急性期では,まず収縮期圧を100〜120mmHgにコントロールし進行を防ぐ.
●急性期手術適応は偽腔開存性のすべてのA型,重大合併症を持つB型である.
●慢性期手術適応は真性大動脈瘤と同様に瘤径の大きなものである.
●慢性期薬物療法は,血圧コントロールとともに合併症の治療をする.
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