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Drug Information 副作用情報・17
消化性潰瘍・消化管潰瘍(2)
著者: 浜六郎1
所属機関: 1医薬ビジランスセンターJIP
ページ範囲:P.1667 - P.1670
文献購入ページに移動 プロスタグランジンは胃腸の粘膜に対して,防御的に働いている.したがって,プロスタグランジンの合成を阻害するNSAIDs(非ステロイド系抗炎症鎮痛剤)はすべて胃腸の粘膜を障害する.さらに最近では,NSAIDsが直接的に酸として作用することによる障害が,胃腸に対する毒性の作用機序として明らかになったとされている1).DukesNMG編Side Effects of Drugs,12th ed(1992)を中心に引用し,消化性潰瘍,消化管潰瘍の原因としてのNSAIDsの役割を述べる.
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