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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

今月の主題 外来診療でここまでできる

血液疾患・感染症

腎盂腎炎

著者: 吉岡俊昭1

所属機関: 1住友病院泌尿器科

ページ範囲:P.1700 - P.1702

文献概要

ポイント
●急性単純性腎盂腎炎では,重症でない限り外来治療の対象となる.
●急性単純性腎盂腎炎で入院が必要な状態は,内服ができなかったり脱水状態にあるか,腎内,腎外に膿瘍形成を認める重症症例である.
●急性複雑性腎盂腎炎で特に入院が必要なものとして,尿管結石や尿路通過障害が認められるときや,糖尿病,妊婦などがある.
●腎盂内圧が上昇している状態での急性腎盂腎炎では,細菌の血中移行による菌血症やショックになることもあり注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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