文献詳細
文献概要
今月の主題 外来診療でここまでできる 血液疾患・感染症
真菌症(1)—クリプトコッカス髄膜炎
著者: 有岡仁1 大田健1
所属機関: 1帝京大学医学部内科
ページ範囲:P.1713 - P.1715
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●明らかな髄膜刺激症状や意識障害のない例は,外来での治療が可能である.
●治療の基本はアムホテリシンB(AMPH)と5-FCの6週間の併用であるが,経口フルコナゾールで治療を行うこともできる.また,AMPHを隔日投与することも可能である.
●AMPHと5-FCの後に高用量のフルコナゾールを投与することもある.
●AIDSなど免疫不全状態が持続する例では,経口フルコナゾールによる維持療法を行ったほうがよい.
●明らかな髄膜刺激症状や意識障害のない例は,外来での治療が可能である.
●治療の基本はアムホテリシンB(AMPH)と5-FCの6週間の併用であるが,経口フルコナゾールで治療を行うこともできる.また,AMPHを隔日投与することも可能である.
●AMPHと5-FCの後に高用量のフルコナゾールを投与することもある.
●AIDSなど免疫不全状態が持続する例では,経口フルコナゾールによる維持療法を行ったほうがよい.
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