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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 血液疾患・感染症

真菌症(1)—クリプトコッカス髄膜炎

著者: 有岡仁1 大田健1

所属機関: 1帝京大学医学部内科

ページ範囲:P.1713 - P.1715

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ポイント
●明らかな髄膜刺激症状や意識障害のない例は,外来での治療が可能である.
●治療の基本はアムホテリシンB(AMPH)と5-FCの6週間の併用であるが,経口フルコナゾールで治療を行うこともできる.また,AMPHを隔日投与することも可能である.
●AMPHと5-FCの後に高用量のフルコナゾールを投与することもある.
●AIDSなど免疫不全状態が持続する例では,経口フルコナゾールによる維持療法を行ったほうがよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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