文献詳細
今月の主題 外来診療でここまでできる
血液疾患・感染症
文献概要
ポイント
●AIDS症例の外来管理は,抗ウイルス剤によるHIVに対する治療と,新たな日和見感染症の発症予防とその早期診断から成り立つ.
●ST合剤はカリニ肺炎およびトキソプラズマ症にも予防効果が認められ有用性が高いが,副作用の出現に留意すべきである.
●マクロライド系抗生剤(clarithromycin,azithromycin)は,非定型抗酸菌症の予防に適している.
●サイトメガロウイルス(CMV)網膜炎,クリプトコッカス髄膜炎,トキソプラズマ脳症は初期治療終了後に,維持療法(二次予防)を開始する.
●AIDS発症後も,日和見感染症がコントロールされれば,十分外来管理できる状態にある.
●AIDS症例の外来管理は,抗ウイルス剤によるHIVに対する治療と,新たな日和見感染症の発症予防とその早期診断から成り立つ.
●ST合剤はカリニ肺炎およびトキソプラズマ症にも予防効果が認められ有用性が高いが,副作用の出現に留意すべきである.
●マクロライド系抗生剤(clarithromycin,azithromycin)は,非定型抗酸菌症の予防に適している.
●サイトメガロウイルス(CMV)網膜炎,クリプトコッカス髄膜炎,トキソプラズマ脳症は初期治療終了後に,維持療法(二次予防)を開始する.
●AIDS発症後も,日和見感染症がコントロールされれば,十分外来管理できる状態にある.
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