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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 循環器疾患

冠動脈造影

著者: 森野禎浩1 田村勤1

所属機関: 1三井記念病院循環器センター内科

ページ範囲:P.1729 - P.1731

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ポイント
●患者側(仕事を休みにくい),病院側(入院ベッド数の制約),社会(入院期間の短縮)の3者の要求から,可能な範囲内で外来にて冠動脈造影が行われるようになった.
●外来における適応は,low risk患者(70歳未満,心機能正常ないし軽度低下,腎機能正常など)かつ穿刺経路の動脈異常のない者に限定したほうがよい.
●穿刺部位は,出血合併症を考慮して,原則として上腕動脈あるいは橈骨動脈とする.
●外来冠動脈造影(CAG)は入院検査と同じく安全に施行できると考えられるが,十分に熟練した医師とmedical staffのもとで行われなければならない.
●CAGのみならずPTCAまでも外来で行われる傾向にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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