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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 循環器疾患

発作性頻拍

著者: 新博次1

所属機関: 1日本医科大学第1内科

ページ範囲:P.1737 - P.1739

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ポイント
●発症が予測できない頻拍発作に対し,心電図の電話電送可能なメモリー式小型心電計が実用可能となった.
●頻拍発作停止にIc群抗不整脈薬の効果が示され,外来でその効果をみることができる.
●頻拍発作により心血行動態の破綻をきたすもの,持続性心室頻拍などでは,早期に専門病院を紹介する.
●適切な診療には患者の協力が必要であり,そのためには十分に病態の説明をすることが不可欠である.
●抗不整脈薬の効果が不十分なときは,安易に増量するのではなく,薬剤の変更やβ遮断薬の併用も考慮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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