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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 消化器疾患

消化管出血

著者: 六倉俊哉1

所属機関: 1茅ヶ崎徳洲会総合病院消化器科

ページ範囲:P.1750 - P.1752

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ポイント
●消化管出血をみるにあたっては,循環動態を把握し出血量を評価したうえで,診断・治療を進めていく必要がある.
●上部消化管出血に際しては,入院を要することが多いが,出血が少量で内視鏡的止血術が確実に施行できたときには,外来での観察も可能である.
●血管性病変に対しては,クリップ止血術が有効である.
●食道静脈瘤に対する追加治療は外来にて施行可能である.
●内痔核に対する内視鏡的硬化療法は,痔核出血のみならず軽度の脱肛にも有効である.
●外来にて止血処置を行うに際しては,合併症について熟知し,いつでも対応できることが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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