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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 消化器疾患

内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)

著者: 平田信人1 竹熊与志1 藤田力也1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院内科消化器

ページ範囲:P.1760 - P.1761

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ポイント
●ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)後の経過を観察するためには,入院での検査が望ましい.
●外来では,MRCP(膵胆管描出)やEUS(内視鏡超音波)で情報収集を行うという考え方もある.
●外来ERCPを施行する場合には,午前中に行い,検査後3時間は病院内で経過を観察するようにする.
●昼食は絶食とする.帰宅後に腹痛を発症した場合には,すぐに来院するようによく話しておく.
●ERCP後急性膵炎の発生率は,全国集計では約0.1%であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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