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文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 腎疾患

透析患者の外来手術

著者: 中川芳彦1 寺岡慧1 阿岸鉄三1

所属機関: 1東京女子医科大学腎臓病総合医療センター外科

ページ範囲:P.1778 - P.1782

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ポイント
●ブラッドアクセス関連の外来手術では,それが不調に終わったときに引き続いて再手術をするか,後日改めてするか患者に説明しておく.たとえ最終的に手術が成功したとしても,長時間に及べば患者からの信頼は得られない.
●ブラッドアクセスインターベンション治療は,手術による修復術を先延ばしにできる外来治療法として有用である.
●手根管症候群に対する鏡視下手術は,従来の手術よりも術後の疼痛が軽く,リハビリテーションも早期から開始でき,有用な外来治療法である.
●二次性上皮小体機能亢進症に対するエコーガイド下エタノール注入療法は,外来での治療法として注目を集めている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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