文献詳細
今月の主題 外来診療でここまでできる
腎疾患
文献概要
ポイント
●ネフローゼ症候群の診療にあたり入院が必要なのは,腎生検,外来では管理できない体液貯留,および各種重篤合併症(急性腎不全,血栓症,薬剤副作用)の治療などである.
●腎生検は機器の進歩により手技が容易になり,また,合併症も減少してきているが,外来腎生検が安全に行えるレベルには達していない.
●ステロイド,免疫抑制薬による治療も多くは外来で可能であるが,長期投与の副作用の監視が重要である.
●ネフローゼ症候群の診療にあたり入院が必要なのは,腎生検,外来では管理できない体液貯留,および各種重篤合併症(急性腎不全,血栓症,薬剤副作用)の治療などである.
●腎生検は機器の進歩により手技が容易になり,また,合併症も減少してきているが,外来腎生検が安全に行えるレベルには達していない.
●ステロイド,免疫抑制薬による治療も多くは外来で可能であるが,長期投与の副作用の監視が重要である.
掲載誌情報