文献詳細
文献概要
今月の主題 外来診療でここまでできる 内分泌・代謝疾患
内分泌的負荷試験
著者: 板東浩1
所属機関: 1徳島大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1791 - P.1794
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●4者負荷試験(TRH,LHRH,GRH,CRHの同時負荷)は簡便であり,下垂体前葉ホルモン分泌の予備能を評価できる.
●最近,診断薬として認可されたCRH製剤は,下垂体・副腎系の分泌予備能も評価でき,糖質コルチコイドで治療中の患者などにも適応できる.
●インスリン低血糖試験は,成長ホルモン分泌不全症(下垂体性小人症)を診断し,視床下部・下垂体機能を評価できる安全な検査である.
●Overnight法のデキサメタゾン負荷試験は,Cushing症候群やpre-Cushing症候群の診断に,外来で行える簡便で有用な検査法である.
●4者負荷試験(TRH,LHRH,GRH,CRHの同時負荷)は簡便であり,下垂体前葉ホルモン分泌の予備能を評価できる.
●最近,診断薬として認可されたCRH製剤は,下垂体・副腎系の分泌予備能も評価でき,糖質コルチコイドで治療中の患者などにも適応できる.
●インスリン低血糖試験は,成長ホルモン分泌不全症(下垂体性小人症)を診断し,視床下部・下垂体機能を評価できる安全な検査である.
●Overnight法のデキサメタゾン負荷試験は,Cushing症候群やpre-Cushing症候群の診断に,外来で行える簡便で有用な検査法である.
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