icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina34巻9号

1997年09月発行

文献概要

今月の主題 外来診療でここまでできる 神経疾患

意識障害患者の在宅栄養管理

著者: 小川滋彦1

所属機関: 1小川医院

ページ範囲:P.1805 - P.1807

文献購入ページに移動
ポイント
●経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)を用いた経腸栄養療法により,意識障害患者の在宅栄養管理が合理的かつ容易になったため,入院期間の著しい短縮と医療経済的効果が期待される.
●PEGによる在宅栄養管理は,十分なインフォームド・コンセントの後,病診連携と訪問看護体制のもとで行われるべきである.
●胃食道逆流や下痢をきたさないような,栄養剤の投与方法を検討しておく.
●瘻孔の管理は一般人にも簡単に行うことができるが,カテーテルが抜けた場合などのトラブル・シューティングを家族に十分に指導しておく.
●栄養剤の長期投与に伴う電解質や微量元素の欠乏に留意しておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら