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今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave ようこそ自己免疫性肝疾患へ
自己免疫性肝疾患とは何か
著者: 戸田剛太郎1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学内科学講座第1
ページ範囲:P.6 - P.11
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●自己免疫性肝疾患とは自己免疫機序が肝障害の発現に重要な役割を演じていると想定される肝病態であり,単に自己免疫現象を伴う肝障害と明確に区別すべきである.
●自己免疫性肝炎は,自己抗体,HCV感染の有無,HLA class II allotypeによって分類される.
●欧米とわが国の自己免疫性肝炎の臨床像の違いは,その免疫遺伝学的背景(HLA classII allotype)の違いに由来すると考えられる.
●原発性胆汁性肝硬変は,症候・症状の有無,肝病理組織像,自己免疫性肝炎合併の有無によって分類される.
●自己免疫性肝疾患とは自己免疫機序が肝障害の発現に重要な役割を演じていると想定される肝病態であり,単に自己免疫現象を伴う肝障害と明確に区別すべきである.
●自己免疫性肝炎は,自己抗体,HCV感染の有無,HLA class II allotypeによって分類される.
●欧米とわが国の自己免疫性肝炎の臨床像の違いは,その免疫遺伝学的背景(HLA classII allotype)の違いに由来すると考えられる.
●原発性胆汁性肝硬変は,症候・症状の有無,肝病理組織像,自己免疫性肝炎合併の有無によって分類される.
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